三瓶温泉
三瓶山の南中腹にある高原のいで湯。秋の雲海と霧で有名なところ。かつては志学温泉と呼ばれて湯治温泉であったが,今は観光客向けとなり,宿も高原の温泉にふさわしいものが多い。「薬師湯」という共同浴場もある。山の幸が豊富で季節には食膳を賑わしている。◎薬師湯旅館が並ぶ静かな温泉街の中心部に,公衆浴場薬師湯が立っている。木造平屋の白壁に瓦屋根をかぶせた民芸調の建物。館内には男女別浴場のほか8畳ほどの休憩室もあり,1日ゆっくりと休んでいける。浴室は洗い場と浴槽が石造りで,壁がレンガブロック風の趣きある造り。湯は38度〜42度の含塩化食塩泉で加熱すると錆色を帯びる特徴がある。入浴は神経痛や湿疹,うがいで咽喉疾患や喘息にも効果が高い。10時〜21時,無休。