原鹿の旧豪農屋敷
休館日:月月曜日が祝日の場合はその翌日。 公開:9:00〜17:00※入館は午後4時30分まで。
原鹿江角家は、昭和21年の農地改革改革当時には186.5haの農地を有し、島根県で7番目の地主豪農であった。主屋は、もとの屋敷の部材を使いながら明治時代に建築されたものであるが、「水差し屋根」に見られる様に江戸時代末期の建築様式の伝統や技術が施されている。また、この主屋は12間取の広さを有し、八雲本陣とともに県内屈指の規模を誇る。本庭園は典型的な出雲流枯山水庭園であり、特に大正時代に作られたと推定される「水琴窟」は希有である。また長さ4.6mの短冊石は日本最大級のものである。築地松を含め約1,000平方mにも及ぶ屋敷林は、出雲地方でも類がない規模で屋敷を囲い、長い歴史と風土の中で育まれた出雲平野の象徴的景観となっている。