全日本の観光地へ
日本海に面し、能登金剛の名で知られる断崖の偉観が続く。荒々しい海岸線は、志賀町の中程で、内陸に向けて二つの深い入り江を形作っている。湾口が狭く風浪を避けるのに適した天然の良港として昔から栄えた。港のわきにある日和山と称する高台には、古くから灯台があった。はるか過去から延びる良港の航跡に寄り添う灯台の歴史もまた長い。現存する木製灯台では日本最古とされている。
海岸線が朝鮮半島の金剛海岸のように美しい所から能登金剛と呼ばれている。能登を代表する景勝地で、福浦港から関野鼻までの約29キロメートルの海岸線をさし、奇岩、奇勝、断崖が連なっている。代表的なものは巌門、機具岩、ヤセの断崖、増穂浦の世界一長いベンチなど。中でも一番の見どころは巌門で、岩に空いた大きな穴は圧巻。遊覧船も運航していて、奇岩を海上からも楽しめる。
寿永4年、兄頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶らが、奥州へ下る途中、おりからの荒波を避けるため、入江に船を隠したと伝えられている岩場。細く奥に長い入江で、沖から見えにくく、48隻も船を隠したといわれている。
松本清張「ゼロの焦点」の舞台となった。高さ35mの断崖絶壁。名前の由来は、土地が痩せていて作物が作れないとの説やその先端に立って海面を見下ろすと身も痩せる思いがするという説がある。近くには自然歩道により義経の舟隠しも繋がっており、自然散策を楽しむことも出来ます。
日本の水浴場55選に選ばれた増穂浦海岸は,日本の小貝三名所のひとつにもなっており,11月から3月にかけて浜辺に美しい貝が打ち寄せられる。その種類は400種におよび、土地の乙女たちは、これを拾い集めて歌仙貝と称し、愛玩している。
老松が生い茂る岩にぽっかりと空いた穴が特徴。これは、日本海の荒波により長い年月をかけて浸食されたもので、巌門は日本海の波の力強さと、能登の自然の厳しさを象徴する能登金剛の代表的な存在。遊覧船も運航しており、海上から眺める奇岩は圧巻。周辺には千畳敷の岩場や塔状の鷹の巣岩などがある。
流れ落ちる水が強風で霧になって吹き上がる。冬にはその霧が樹木に凍りつき氷の花を咲かせる。
能登富士とも呼ばれ美しい山容をもつ。山頂には高爪神社の奥宮が鎮座し、周辺の民は農耕神として、また浦の民は近海の航路・漁業の目標として崇敬されている。前田利家が十一面観音を安置して以来、高爪神社は観音堂としての信仰を集め、歴代藩主の崇敬も厚く、社殿の造営や社領の寄進もされた。
開館:10:00〜17:00 休館:第1火曜日 休館:年末年始
第1から第4まで分かれた展示室は、粟ヶ崎遊園コーナー・内灘闘争コーナー・凧コーナー・内灘の民俗と歴史コーナーと内容盛りだくさんとなっております。施設見学の際には、「内灘砂丘ボランティア」スタッフが館内をご案内いたします。隣接の茶室「惜亭」の見学も出来ます。みなさん、ぜひ足をお運びください。知らなかった内灘町に出会えるかもしれませんよ。
開設:7月13日〜8月下旬9:00〜18:00
内灘町内にある3つの海水浴場のうち最も大きな内灘海水浴場は、季節を通してウィンドサーフィンやジェットスキーを楽しむ若者達が訪れ,夏には家族連れ等で賑わう。7月上旬より浜茶屋もオープン。各浜茶屋にシャワー・トイレ・更衣室・売店あり。