門司港駅
九州の玄関口として堂々たる木造2階建のルネッサンス風建築である。大正3年2月1日、鉄道省の設計により完成、九州最古の駅であり歴史的価値の高いものである。昭和63年12月、鉄道駅としては初めて国の重要文化財に指定された。直径1mもある青銅の手水(ちょうず)鉢、磨きあげられた真ちゅうの柱、また1,500平方メートルの銅板と約700平方メートルの石綿スレートが葺かれた屋根などかつての大陸交通の要所としての風格がうかがえる。平成7年4月1日より都市型観光地の拠点として「旧門司三井倶楽部」「旧大阪商船」「旧門司税関」「国際友好記念図書館」がオープンしました。大正ロマン薫るこの門司港レトロ地区の象徴として門司港駅は訪れる人々に感動を与えるでしょう。※平成30年3月まで保存修理工事予定。