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鹿児島の夏祭り“六月灯”は、それぞれの寺や町でまちまちに開催されるので「7月に六月灯の行われない日はない」といわれるほどである。ふだんは人気の少ない境内もこの日ばかりは、沢山の灯篭や露店、浴衣姿の人で賑わう。なかでも月のなかばにひらかれる照国神社のものが大きく有名。
肝付氏の崇敬する所で当地の総鎮守である。毎年2月第3日曜日には、伝統行事である「かぎ引き祭」が開催される。
中世に築城されたものと推定される。『三国名勝図会』にみると、永禄(1558)のころは肝付兼続に属し、そのあと伊集院忠棟の所領と変わり、文禄4年(1595)には細川幽斎が豊臣秀吉から与えられている。そして慶長4年(1599)には島津義弘の征韓の軍功によって、また島津氏に復したと記されている。
広大な笠之原台地を干害から守るため造られた畑地かんがい用のダム。
公開:9:00〜17:00 休業:年中無休
東に志布志湾、西に錦江湾と薩摩半島、南西に開聞岳、北西に桜島、北東に市街地を眺望できる。
樹齢約300年、高さ約15m、根回り約9mをこす巨木で、幹は大きな空洞になっている。
コスモスに似た黄色のかれんな花でメキシコ地方原産の菊の一種ではないかといわれている。初夏の風物詩いる。
かのやばら園では、世界中から集めた50,000株のバラが、8.0haの園内に咲き誇る。
樹齢約800年をこえた、高さ約25mをこす大木である。