全日本の観光地へ
正式には敷地神社といい、北山天神丘にあったが金閣寺造営のために今の土地に移された。御祭主神の木華開耶姫命が安産だったために、安産祈願・授子祈願の神社として知られ多くの参拝者が訪れる。安産祈願のお守りの中に入っている、藁でできた護符に節があれば男の子、なければ女の子という言い伝えがある。
平安時代に香水の変わりに女性が身に付けたという匂い袋を、独特の箱に入れた『ねじり箱』を最初に作った店。金糸を織り込んだ金襴という西陣織の布を使い、絢爛な装い。他にも西陣織りのネクタイや、京七宝、京象嵌など京都にゆかりのある品々が豊富にそろう。ちりめんの布を使った携帯ケースが人気。
手漉き和紙体験ができる和紙の店もとしろ。体験(500円・2名以上で2日前迄に要予約)は約40分、紙を漉く時に紅葉の葉や桜の花びらなどを散らして好きな模様に仕上げられる。持参した押し花、押し草を入れるのもいい。店内には和紙なのに水を入れても大丈夫な花器や箸置きなど、約400種の商品が揃う。
京都市勧業館みやこめっせの地下1階にある。常設展示は66品目、約400点あまりの優れた工芸品が集められており、京都の伝統産業を一堂に見渡せる。このほかにも、関連図書室や制作工程を記録したビデオの閲覧コーナーなどがあり、古来から培われた京文化の技と美の世界を心ゆくまで探究できる。
正しく美しい文字を伝えようと書道教育に生涯を捧げた書道家、原田観峰氏の作品と氏の収集した文字文化資料を中心に、季節ごとにテーマを変えて展示をしている。館内にはショップや体験学習ワークショップもあり、日本庭園と東山を見渡せるミュージアムカフェでは、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
丸太町通り沿いにあるアンティーク・ショップ。明治から昭和初期にかけて日本でつくられた味わい深い家具とヨーロッパのアンティーク家具が店内に所狭しと並ぶ。中でもガラスの扉に飾り柱がついた本箱は、手ごろな値段でちょっとした飾り棚にもなるから若い人に人気だ。メンテナンスもしっかりしていて安心。
修学院、山端一帯の氏神神社で、八坂神社と同じ素盞鳴尊が祀られている。今から約1100年あまり前の貞観年間に創建された古社で、かつては修学院離宮の山林にあったという歴史ある神社である。閑静な境内には、荘厳な本殿のほかに離宮にゆかりの石碑や幸橋があり、桜や楓、紅葉の美しい参道は散策に最適。
パリの老舗手芸材料専門店「ラ・ドログリー」の直営店。色とりどりのボタンやビーズはもちろんフェルト、羽根、造花、毛糸などフランスから届くバリエーション豊かな品揃え。年に1〜2回新作も登場し、親切なスタッフがテーマにそって様々なアイデアを提案してくれる。初心者にも簡単に作れるキットもある。
ガラス張りの店内には手作り独特の美しい曲線を描くワイングラスやかわいい花瓶、美しい色彩を放って輝くステンドグラスのシェードといった作家もののガラス製品が所狭しと並ぶ。店内の工房では初めての人でも簡単にできるステンドグラスの体験コース(2625円〜)でオリジナルの小物や照明器具が作れる。
浅野宿祢なる公家が清和天皇の後産を埋めて浅野稲荷とした。この地に浅野長政が別荘を建て浅野稲荷を鎮守とした。その跡地に瑞光院が建立されこの縁で赤穂浅野家の祈願寺となる。墓所中央の浅野長矩の供養塔は大石良雄が建て墓参を兼ね度々密議を行った。吉良邸に討ち入り翌年に切腹した義士46名の遺髪塔も。