竹田城跡
兵庫県朝来市和田山町竹田
竹田駅の西、標高353mの古城山山頂にある。1443(嘉吉3)年、山名宗全が13年の年月をかけて築いたと伝えられる竹田城はその後天正〜慶長の初期(1600頃)に今のように豪壮な石垣積みの城郭となりました。わが国屈指の山城跡ともいわれる城跡には現在でも東西約100m、南北約400mの石垣が残り、往時の威風を今に伝えている。◎山名宗全(=持豊)(1404-1473)室町後期の武将。京都を舞台に10余年にわたって戦われた応仁の乱の西軍の中心人物。決着をみないまま陣中で没した。和歌・絵画を嗜み、禅を修めた。