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余市湾の中にあるため比較的波が穏やかで、家族連れ等多くの利用者があります。
文豪幸田露伴は、電信技手として余市に赴任、2年余を過ごした後、上京し作家生活に入りました。句碑には露伴の筆跡で自身の句「塩鮭のあ機と風吹く寒さかな(からざけのあぎとかぜふくさむさかな)」が刻まれています。
「七つの子」や「赤い靴」などの童謡を作詞した野口雨情は、余市を訪れた際に3つの詞を書に残しました。句碑にはそのうちの1つ「海は紫空青々と朝日かかやく茂入山」が本人の筆跡で刻まれています。
ニシンの千石場だった町内豊浜の、ローソク岩を見通す場所にあります。
世界的にも貴重な遺跡であるフゴッペ洞窟。5000年前の縄文海進による波浪侵食によってえぐられてできた海食洞で、続縄文時代後半に彫られたと推測される岩面刻画のほか、土器や骨角器、炉跡などもあります。
主屋、文書庫、米味噌蔵、網蔵などがまとまって残っており、ニシン漁最盛期の漁場の様子を伝える歴史的建造物で、国指定史跡となっています。春には外に桜や色とりどりの花が咲き、来る人々の目を楽しませてくれます。
余市町の市街と日本海が一望できる、標高70mの西崎山の丘上には大小約200個の自然石が人為的に配置されたストーンサークルがあります。楕円形の石が並べられ、配石墓と推定され、北海道の史跡に指定されています。
江戸時代、松前藩士から場所を請負った商人が対アイヌ交易のためにそれぞれの場所ごとに建立したのが運上家です。その中で現存する唯一のものが旧下ヨイチ運上家で,国指定の重要文化財となっています。
ローソク岩と同じく奇岩として知られ、商売繁盛をもたらす七福神の「えびす様」、「大黒様」に似ていることから、そう呼ばれるようになりました。写真撮影の背景には最適!
海に立つその姿から名づけられた、奇岩ローソク岩。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の中でも有数の奇岩です。なんと海上46m!滝ノ澗ノ岬の先に立ち道行く人々の目を引いています。写真撮影の背景には最適!