全日本の観光地へ
植物性モール温泉は世界でも2カ所しかない珍しい温泉で、「美人の湯」としても知られている。肌にしっとりなじみ、湯上りはすべすべになる。大浴場のほかに露天風呂もあり、四季を通じて楽しむことができる。ここのお湯は循環も沸かしもしていないので、自家源泉100%かけ流しの湯になっている。
1911年に当時の皇太子行啓のための宿泊施設として建てられた、純和風の建造物である。京都の武家屋敷をモチーフに、当時の豪商が独力で建築した。隣接して、大正末期に建てられた能楽堂もある。向かいは小樽公園。5月下旬〜6月には6千本のツツジが咲き誇り、花と建物がマッチして美しい景観が広がる。
温室の中には苗、観葉植物、色とりどりの花が所狭しと並び、季節の植物も多い。特に四季折々のさし花には目移りしそう。野菜の苗を探すなら春、豪華なランなら冬に行くのがベスト。毎年2月にはラン祭りが開かれて、何千種ものランが展示即売される。ガーデニング用のバスケットや園芸資材も豊富だ。
石川啄木が76日間釧路に滞在したという、1908年に建てられた旧釧路新聞社の社屋を復元したもの。港の資料や釧路新聞社の記者だった石川啄木直筆の年賀状、旧釧路新聞の記事などが展示されているから、じっくり眺めて啄木の世界にひたってみるのもいい。1階にある喫茶コーナーではお茶もできる。
園内には水路や広場などが整備され自然の中で楽しくすごす憩いの場所
白樺の林に囲まれた静かなキャンプ場。
土器、民具、竪穴住居の復元。
太古の歴史を秘め、くぼんだままの竪穴住居跡が残る史跡伊茶仁カリカリウス遺跡、天然記念物標津湿原など、遺跡・湿原・町の歴史を紹介した歴史民族資料館。