牛滝山大威徳寺
大阪府岸和田市大沢町1178-1
和歌山県との県境に近い牛滝山の山間にあり、役行者が開創したとされる天台宗の古刹。別名、牛滝寺。古くから葛城修験道の一霊場でもあった。遊歩道を歩くと3つの滝があらわれる。そのうち「三の滝」は、かつて比叡山の学僧・恵亮が修行をし、この滝から大威徳明王が牛に乗って現れたと伝えられ、恵亮が明王の像を彫り本尊として安置したのが寺名の由来。後に弘法大師もこの地で修行、多宝塔などを建立したそうだ。境内にある朱色が鮮やかな多宝塔は、国の重要文化財。また秋には、室町様式の回遊式庭園や岸和田市の天然記念物に指定されている山門前のかえでなど、紅葉と寺の建物との調和が美しく、「府の名勝」としても指定されている。毎年11月には「牛滝山もみじまつり」が行われ、写真撮影会や、地酒や野菜のてんぷらの販売などが行われる。