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西行が幽居した庵で、杉や桜の古木がおおう山間の地。西行を慕って訪れた芭蕉の句碑なども近くにある。
後醍醐天皇が足利尊氏に攻められ吉野山に逃れた際に皇居となった所。今は記念碑が立っている。
吉野川畔にあり、縄文中期、弥生、古墳時代や奈良時代の土器が出土した。吉野離宮跡との説がある。
細い町なみの正面、石段の上に立っている。3間1戸、重層入母屋造、本瓦葺の楼門で金峯山寺の北の仏門。康正2年(1456年)の再建である。仁王は仏師康成の作で鎌倉末期の力強さを示している。平成16年7月7日、世界遺産に登録。
蔵王権現を本尊とするため、蔵王堂とよばれる。正面5間,側面6間の回りに裳階をつけた重層入母屋造,桧皮葺で棟の高さは27.7メートルで木造古建築としては東大寺大仏殿につぐ大建築である。平成16年7月7日、世界遺産に登録。
わが国最大の桜の名所である。種類はおもにシロヤマザクラ系で、とくに吉野宮一帯を“下千本”、如意輪寺(にょいりんじ)一帯を“中千本”、吉野水分(みくまり)神社付近を“上千本”、西行庵付近を“奥千本”と呼び、その総数は約3万本にも達する。4月上旬から下旬にかけて、“下”から“奥”へと順次開花し、延べ数十万人もの花見客が訪れる。
コウヤマキそのものが「生きた化石植物」であり広い面積にわたり純林として存在しているため県の天然記念物に指定されている。
上中下3段からなる滝で、松尾芭蕉も訪れた滝。
杉小立のなかを流れる渓流でやまとの水31選のひとつ。万葉集の歌人、大伴旅人がその清々しさを歌に詠んでいます。
両岸は巨岩怪石、川は奔流となって流れる。