円光寺
岐阜県飛騨市古川町殿町11-11
古川町の一番の名所「瀬戸川と白壁土蔵街」に沿って建っている円光寺は浄土真宗西本願寺派のお寺。1月15日の三寺まいりでお参りするお寺のひとつである。本堂は、寛文7年(1667)に再建されたもので、室町時代の様式の名残りを留めています。本堂の軒下には、明治37年に古川の町を焼き尽くした古川大火から寺を守った「水呼びの亀」の彫り物が見られる。これは再建工事中だった当寺をフラリと訪れた物もらいが火難除けとして彫ったものといわれ、亀が火事を防いでくれた寺として有名になった。また、山門は、戦国武将金森可重が築城した増島城の城門を移築したもので大変珍しい例といわれています。寺の裏手には若山牧水の歌碑もあります。