津山城跡(鶴山公園)
岡山県津山市山下135
津山城は、森忠政が慶長9年(1604)から12年の歳月をかけて築城したもので、元禄11年(1698)松平家に受け継がれた。建造物は明治初年に撤去され、今は見事な石垣を残すのみであるが、鶴山公園として桜の名所になっている。◎森忠政(1570-1634)美作津山藩主。入国と共に鶴山築城、城下町の建設、検地など、藩政の基礎を固め、今日の津山の原型を作った。◎長尾隼人(1651-1706)津山森藩執権。勝明。文治政治で功績を挙げた。院庄の児島高徳の顕彰、『作陽誌』編纂事業、領内の古文書の保存事業などがある。