広島城
広島県広島市中区基町21-1
天正17年(1589年)、毛利輝元築城の城。“鯉城”と呼ばれる優美な城だったが、原爆により天守閣が全壊した。現在は復元され武家文化を中心に紹介する歴史博物館になっている。◎毛利輝元(1553-1625)安土桃山時代の大名。元就の孫。関ケ原の戦では西軍の総大将となったが、戦後防長2国に削封される。広島城を築城。◎福島正則(1561-1624)安土桃山・江戸初期の大名。賤ケ岳の戦での活躍は有名。関ケ原の戦の功により広島城主となる。のち信濃に転封。◎浅野長晟(1586-1632)安土桃山・江戸初期の大名。大坂の陣に功をたて、福島正則改易後広島に移封される。◎浅野吉長(1681-1752)広島藩主。行き詰った藩政を立て直すため、株仲間の奨励、支配組織の強化など、数々の改革を断行し、藩中興の主と称せられる。◎浅野重晟(1743-1813)浅野家第七代広島藩主。倹約令・社倉法などで藩財政の立て直しを図ると共に、藩学問所を創設して教育の振興に努めた。