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平山氏一族の居城。城跡はほぼ完全な形で残る。
村西部の山間,標高600m余の南斜面に立つ農家。小林家はかつては組頭を勤めた家柄といい,家屋は江戸中期の建築と推定される。入母屋造で桁行7間半,梁間4間,三間取りの隅なんど広間型の形式をもち,東京都から山梨県へかけての民家の関連を知る貴重な建築である。
檜原村の集落は上野原や棡原から笹尾根を越えた道が賑わっていたため,富士山麓系のかぶと造という,破風口の大きい入母屋造の農家が多く見受けられる。主屋前面に出桁をはね出し,軒を大きくして中二階にしたものと,妻部分を2,3層にして採光や通風をとったかぶと造があった。幕末以降普及したと考えられる。
馬頭刈尾根の中間,ロッククライミングの練習場。
清流が川をはさんでできた大岩峰,都の天然記念物。
滝は4段からなり、全長60メートル。最下段の滝(26メートル)の姿は雄大で美しく、滝壺には大蛇が棲むという言い伝えがある。夏には滝を幻想的な演出でライトアップする「払沢の滝まつり」が催され、冬には滝全体が結氷し、見事な氷の造形は息をのむ美しさ。
南秋川入口にかかる滝
桧原村の玄関口にあり水量も豊かで谷間を流れる水音は格別
山容から鍋冠山とも呼ぶ。山麓御嶽神社から約2時間。
三峰の頂をもつ南秋川源流の山。数馬から約3時間。