川勾神社
神奈川県中郡二宮町山西2122
相模国二の宮。社殿は新しいが古社の格式を感じさせる。大和朝廷が二宮のあたりを師長(しなが)国とした時代には、第十一代垂仁天皇の勅命が奉じられて川勾神社が創られたとされています。その頃、川勾神社は師長の一の宮でしたが、その後、相模国ができたときには、その地位を寒川神社に譲ったといわれています。「延喜式」(927年)にも記載されており、このあたりを開拓した級津彦命(しなつひこのみこと)を主神として、ほかに三神が祀られています。川勾神社は現在でも、町内外の人々から厚い信仰を受けて、多くの人々から親しまれています