大己貴神社
福岡県朝倉郡筑前町弥永697-3
『日本書紀』や『延喜式(えんきしき)』に登場し、わが国で最も古い神社の一つと言い伝えられ、神功皇后が新羅出兵の際、大三輪の神が崇り、軍士が遁亡したので社を樹てたといわれています。大己貴神(おおなむちのかみ=大国主神)を祀っており、地元では大神様(おんがさま)と親しまれてます。古くは大神(おおみわ)と呼ばれ、奈良県桜井市の大神神社と共通しています。旧夜須郡の惣社で、拝殿は町指定建造物になっており、毎年10月23日の大祭では御神幸が行われています。また、神社の隣には、神話を題材にした遊具をそろえた「歴史の里公園」が整備されています。