大山忠作美術館
福島県二本松市本町2-3-1二本松市市民交流センタ-3階
大山忠作美術館は、二本松市出身で現代日本画壇の重鎮として活躍された大山画伯から、平成19年に二本松市へ寄贈された169点にも及ぶ作品を中心に収蔵・展示するとともに、大山画伯の画業65年にわたる業績を永く顕彰する目的で、二本松市市民交流センターの3階に、平成21年10月1日に開館しました。美術館では、大作の日展作品を主に、日春展・個展作品や素描など30数点を常時展示しておりますので(年2回の展示替え)、その歩みを辿ると共に、幽玄・華麗なる大山芸術の世界を鑑賞いただけます。大山忠作画伯は、生涯日展を中心に活動されました。1946年(昭和21)第2回日展への初出品初入選以来、1961年(昭和36)に会員になるまで一度も落選することなく入選し、その後も肺結核により療養生活を送ったため出品できなかった1963年(昭和38)を除いて、毎年欠かさず日展への出品を続けられました。日展出品作品62点のうち、ほぼ半数となる初期から晩年までの30点が当館に収蔵されております。