全日本の観光地へ
1885年創業のおぎのやの『峠の釜めし』は、信越本線横川駅の駅弁として全国的に有名。1893年、横川〜軽井沢間が開通してからは、機関車付け替え作業の停車時間内に駅弁を買う人が多かった。軽井沢間の廃線後も益子焼きの土釜を使用した『峠の釜めし』は、その独特なスタイルで今も人気を博している。
南牧村の中心、南牧川のほとりに静かにたたずむ民宿。ここの名物は『炭うどん』。白い小麦粉に黒い炭の微粉を練り込み、手打ちで仕上げた珍しいうどんだ。この辺りでは昔から、炭に整腸作用があるといわれ、薬のように食されていたそう。山林の多いご当地ならではの味をぜひ。食事だけも可能だが必ず予約を。
標高約1000mの、ぐるりと自然に囲まれた眺めも抜群な自然公園。生活用設備が用意されているので、快適なアウトドアライフが満喫できる。別荘感覚でキャンプも楽しめ、管理棟にはヒノキ風呂もあり、汗をかいた後の風呂がまた格別。夜のスターウォッチングまで何をして遊ぼうか、迷ってしまうほど。
豊かな自然が生きる内山峠、荒船の里。西下仁田温泉「荒船の湯」は、下仁田のさらさら流れる清流をいだく谷間の温泉施設。荒船山麓の四季の彩りの中、細やかな気配りの行き届いた館内で、こころ休まるひとときを過ごしたい。泉質は含鉄−ナトリウム−塩化物強塩温泉。神経痛や消化器病などに効能がある。
石門群を間近に控え、妙義山の景観も素晴らしいさくらの里。その名の通り園内には、1万5000本の桜と3万本の花木が生い茂る。4月中旬から50種ほどの異なる桜が順次開花。1ヶ月間にわたり桜色に彩られる。遊歩道が園内を巡り、花見はもちろんハイキング気分で散策するのが楽しい。イベントも開かれる。
伊勢崎市街地の郊外にある、関東でも珍しい西洋シャクヤク園。このシャクヤクは観賞用で、その花の美しさにファンも多い。毎年5月上旬から下旬迄が見頃でシーズンともなれば市外からも多くの見物客が訪れる。直売もされていて、ガーデニングなど女性に人気がある。シーズン外はフリージアなどが栽培される。
大間々の「まま」とは、切り立った傾斜地崖「まま」のこと。その町名の由来になった、険しい懸崖と澄んだ水のコントラストが美しい高津戸峡。足尾山系に源を発する渡良瀬川の大間々流域に広がる渓谷だ。高津戸橋からはねたき橋までは約450mの遊歩道が整備され、歩きながらゴリラ岩などの景勝が楽しめる。
健康に注目されているきのこ。同店は、赤城の自然に恵まれた環境の中できのこ作りを行っている。直売所では、採れたてのきのこが販売されている。鮮度がよいため持ち帰った後も日持ちがするそうだ。『まいたけ』をはじめ『なめこ』や『どんこ』など様々な品種が手に入る。また乾燥させたきのこも人気がある。
「鳥になりたい」とは文学的な表現。でも、実際に風をつかまえて空中散歩ができるのがグライダーだ。それに魅せられた人たちが集う板倉滑空場では、飛行の初歩から親切に教えてくれる。体験飛行は、価格もリーズナブルだ。インストラクターと複座機に乗って、いざテイクオフ。新しい世界を体験しよう。
徳川家のルーツといわれる新田一族は12世紀中頃からこの地に荘園を開き、新田義貞は太平記では鎌倉幕府を倒幕した武将として描かれている。公園一帯には歴史を刻んだ見所が盛りだくさんに見られる。禅寺の長楽寺や、徳川三代家光公が建築した世良田東照宮、東毛地区の歴史を紹介する歴史資料館がある。