全日本の観光地へ
道がないため、船で渡してもらわなければ行けない海岸。伊豆屈指の透明度を誇る海は、7mの海底までクッキリ見えるほどの美しさ。対岸の大根島には野生化した猿も住んでいるとか。現地にはトイレ、シャワーなどの設備は一切無いから準備を怠りなく。豊かで美しい自然を守る為にもゴミは必ず持ち帰って。
下田には環境省の水質調査で最高ランクのトリプルAを獲得した海岸がいくつかあるが、その1つがここ。遊泳期間中は海水浴とは別に、サーファー専用のエリアが設けられていたり、年中使える市営の温水シャワーがあったりと、マリンスポーツを楽しむ人には嬉しい環境。サーファーに大人気なのも、うなずける。
松の林と芝地を後ろに控えた土肥の海は、遠浅で波穏やか。ここの海水浴場は幅700mと西伊豆では最大の規模。夏には無料で利用できる『温泉池』、船に温泉を注いだ『温泉丸』6隻など、様々な施設が設けられる。無料のシャワーや脱衣所、休憩所も整備されているから、夏休み、家族で楽しむには最適だ。
大瀬崎と戸田の間にある、山間の静かな海岸で、毎年行われる水質調査では常に上位をキープ。砂浜はないけど、透明度が高いためダイビングやシュノーケルには最適なポイントだ。多くの魚やソフトコーラルを見ることができる。勿論、泳ぐこともできるけど砂利が大きめで滑りやすい場所もあるから、注意が必要。
サーフ&スノボブランドのウエアを中心に、サングラスやシューズ、バッグなどのファッション雑貨を扱う。2カ月に1度はアメリカまで仕入れに出かけるため、品数も豊富で夏には水着やサマードレスなども多数揃う。地元アーティストが立ち上げた新ブランドなども応援しているから、掘り出し物が見つかるかも。
伊東マリンタウンにある天然温泉を使った立ち寄り温泉施設。バリ風のお洒落な施設内には、海を一望する大浴場、露天風呂、グループジャグジー(〜5名1室1時間2100円、要予約)など7種類の風呂があるほか、休憩室やマッサージコーナー、レストランも充実。心ゆくまでリゾート気分を満喫したい。
松崎では最も古くから湯治場として開けていたという、大沢温泉。その入り口にある道の駅『花の三聖苑伊豆松崎』に併設されているのが、ここ『かじかの湯』。こじんまりとはしているものの、露天風呂や休憩室も完備。食事処や資料館もあるから、ドライブの途中で気軽に立ち寄ってみては。大きな花時計が目印。
土肥温泉街にある共同浴場のひとつ。1996年に改装し露天風呂も誕生。1畳弱の広さだけどしっとりとした情緒たっぷりで、湯治目的に訪れる人も多いとか。入浴は玄関先の販売機で券を買い、番台に渡すという方法。近くには港や海水浴場もあるから、磯遊びを楽しんだ後、銭湯感覚で気軽に立ち寄ってみては。
渓流のせせらぎと森に包まれた、駒ノ湯源泉荘。日量40万リットルの豊富な源泉を利用した薬草風呂、手の湯足の湯など22種類の浴槽が楽しめる。日帰り入浴は80分以内の利用が基本だが、40分以内の「カラスの行水券(大人)」300円、「スズメの水浴び券(子供)」200円もある。休憩付は3時間800円〜。
名物『穴風呂』や『五右衛門風呂』など、個性的な28種類の風呂が自慢。日帰り入浴のみの場合でも15種類の風呂に入れるが、おすすめは露天風呂の『河原の湯』。伊豆の名所、河津七滝の中で最大級の大滝を目前に入浴を楽しめる。昼は定食1575円や『松花堂弁当』(10名以上要予約・3150円)もある。