全日本の観光地へ
平地よりも40mほど低い谷間にあり、1日に10万tもの清水が湧きだす水源を中心とした公園。また渓谷沿いの清流には数万尾のコイやマスが泳ぎ回っている。園内ではこの湧き水を利用してのそうめん流しが人気で、一年中食べることができる。渓流で釣れる魚の焼き物が付いた定食もあるので昼食にもおすすめ。
1658年、19代島津久光が別邸として造ったもので通称「磯庭園」。目の前の雄大な桜島を築山に、錦江湾を池にみたてた大自然の借景庭園は天下の名園として名高い。また、仙厳園を中心とした周辺では、28代島津斉彬による「集成館事業」が展開され近代日本発祥の地として、全国から注目を集めている。四季折々の景観を見せる雄大で美しい借景庭園。
世界自然遺産登録後3年目の1996年にオープン。世界遺産の位置をひと目で確認できる大きな地図や、亜熱帯に属する海岸線から九州最高峰の宮之浦岳山頂までの気候に適応した植物の分布などを興味深く展示。いろんな切り口で屋久島の自然の奥深さを学ぼう。無料でこれだけの知識を得られるのはココだけ。
素材の味を大切にする為、NASAと同じ機械で無菌状態にした水を使用し、中間卸を一切せずより安く、おいしく提供できる直営販売にこだわっている。近代的な設備の中で、次々にできあがる『かるかん』や『さつまあげ』の製造工程を自由に見学できる。天守閣からは360度のパノラマが広がっている。
維新ふるさと館前、ザビエル公園前、西郷銅像前、城山、仙巖園、天文館など、市内の主な名所や旧跡をぐるりと巡る周遊バス。毎日JR西鹿児島駅を基点に、9時30分から30分おきに2台が運行していて1周の所要時間約1時間。好きなバス停で自由に乗り降りできるので観光にはこの上なく便利。賢く利用しよう。
平成12年、石橋記念公園の整備とともに開館。江戸時代末期、市内の中心を流れる甲突川に架けられた5つの大きなアーチ石橋の歴史や架橋技術について、大型の六面マルチ映像や緻密なジオラマ、ミラービジョンなどで、興味深く紹介。2階のガイダンスホールでは、石橋に関するデータや映像が自由に検索できる。
日本最大のウミガメ産卵地としても有名。それもそのはず、少し荒めの真っ白な砂浜は驚くほど美しい。この地に上陸するのは主にアカウミガメで、4月末〜8月初旬にかけて約280頭がやってくるとか。産卵時のカメは警戒心が強く、驚かせたりすると卵を産まずに海に戻ることがあるので細心の注意が必要だ。
海岸付近が亜熱帯気候のため、島内の所々に見られるガジュマルだが、ココはその北限地。熱帯産のイチジクの仲間で、幹からたくさんの気根をたれて土着し、時がたてばどれが元の幹か、気根かわからなくなるほど。園内には1周10分と15分の2つの遊歩道が整備されているから、ジャングル気分で歩いてみよう。
屋久島の海岸部から山頂部までのすばらしい自然と、人と自然とのかかわりを学べる環境学習施設。映像ホールでは、国内有数の大型スクリーンでダイナミックな映像を見ることができ、展示ホールでは模型、実物、パネル等でアテンダントが分かりやすく解説している。その他特別展示や情報の提供等の案内あり。
上甑島と中甑島の間に架かる全長420メートルの斜張橋。架橋地点にあたるヘタの串にはせいろの形に似た大きな岩そのものをご神体とする甑大明神が祭られており、甑島の地名の発祥の地だという説もあるのだとか。橋の両脇のたもとにそれぞれ展望施設があり、美しい眺望を楽しむことができるのも嬉しい。