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吹上浜に近い湯之浦川沿いの湯治場。戦前からの古びた宿が数軒と市営の公衆浴場がある。泉質は単純硫黄泉。戦前までは大変な賑わいだったというが、今は地域全体がひっそりして、古き良き時代を思わせるたたずまいだ。
縄文時代から平安時代にいたるまでの長期間使用された巨大な洞穴。黒川式と名づけられた土器や石器等の道具類、大量の貝殻、動物の骨が発見された。また、約3000年前とされる埋葬された女性の骨も発見された。
伊作島津氏の本拠地であった伊作城の本丸である。県内でも屈指の巨大な山城である。伊作島津氏10代忠良、関ヶ原の戦いで知られる義弘、その兄弟の義久・歳久・家久の生誕地であり、築城の技術からも貴重である。
元中2(1385)年に石屋禅師が建立した。日向佐土原城主島津豊久は、関ヶ原の戦いで伯父の島津義弘を守って戦死した。豊久の遺臣は永吉に移住、豊久の墓をここに建てた。以後は永吉島津氏の代々の菩提寺になった。
薩摩半島西海岸、いちき串木野市から南さつま市にわたる延長約40kmの大砂丘。日本三大砂丘の一つである。砂丘の幅1〜3km、最高点は47mで、砂丘内に薩摩湖はじめ6つの堰止湖がある。海岸には根上がり松や砂に埋もれた老松が見られ砂丘の移動を物語る。
開山は薩藩禅宗の開祖石屋真梁和尚である。石屋は元中3年(1386)に深固岳の北麓に草庵を結び深固院と名付けて布教を始めた。寺はその後なくなったが貞享3年(1686)吉利領主21代清雄の時に再興した。
南九州初の、水着で遊べるお風呂スパ。和洋2つの大浴場と露天風呂、リラクゼーションルームなど設備も充実。
甲突川の源“甲突池”八重山公園がある。