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霧多布湿原の北辺にある高台で,大湿原の広がりの中にジュンサイ沼などの沼や川が見られる。左手には浜中湾なぎさが続き,はるかに琵琶瀬湾・ケンボッキ島,小島,きりたっぷ半島まで望める。町民憩の広場もある。
この地方の特産品である昆布を干す風景が6月より10月上旬まで見られる。
約3168haという広さを誇る霧多布湿原は、一面に咲き乱れる原生花園で、その美しさは名高い。エゾカンゾウは、6月上旬〜7月下旬に最盛期を迎え、レモンイエローのカーペットを敷いたかのように見事。
国指定天然記念物。約1万年前には海面下であったこの地域が海岸線が後退後形成された霧多布湿原のうち,約803.46ヘクタールが天然記念物に指定されている。泥炭の深さは1〜1.5mで主としてミズゴケ泥炭と,ワタスゲ泥炭から成り,数十種植物が繁茂する。
涙岬は別名「乙女の涙」といわれ断崖が乙女が太平洋の荒波に向って泣いているような横顔に見えます。