全日本の観光地へ
葛城山麓をつたう、味わい深い道。道が整備されて車も通れるようになったが、時間をつくって歩いてみると、草花が揺れる道の表情を心ゆくまで楽しむことができる。途中眺めのよいところでお弁当を広げながらゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
万葉にうたわれたつらつら椿を偲ばれる隠れ寺
毎年4月20日〜5月10日に絶滅危惧種の「日本さくら草」を展示。
船宿寺は、ヤマツツジの群生地として有名な葛城山を真近に仰ぎ見られる位置に建つ真言宗の名刹である。この庭園の主役は、100年近い樹齢を持つ大株のヒラドツツジ。赤紫、赤、白などの木が色あいよく混植され、丸く刈り込まれて手入れがよく行き届いている。ボタンも10株程植えられていて美しい景観のアクセントになっている。見頃は5月初め。
御所市役所の辺りから鴨都波神社までの葛城川の両岸に、600本あまりの桜並木がある。春になるとぼんぼりがとりつけられ、夜桜が美しい。
真白な氷の花が咲く枝は風に銀鈴の音をたて、登山者の目と耳を楽しませる。
空海が天竺のくじらの滝に似ていることからこの名がある。
葛城山上の高原。ゆるやかなスロープを芝生がおおう。5月はつつじ、秋はススキ等、四季折々の楽しみができる。ロッジで名物の「鴨鍋」や「かも丼」を食べたり、コーヒーを飲みながらの景観鑑賞は最高。
金剛山地の最高峰。樹氷の美しい冬場にハイカーが最も多い。