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優美な鎌倉時代復古建築。塔内に弁財天が安置されている。高さ18.4メートル,各層方3間。
柳生藩の家老小山田氏の旧屋敷で,石垣が目をひく。
現本殿は文久3年(1863年)に建造され,春日造の形式を示す典型的な遺構である。なお春日大社には,本殿を含めて27棟が重要文化財に指定されている。
本堂東側に二社併立し,組物,蟇股,勾欄等の手法より,様式上、鎌倉時代初期のものと推定される。
桁間5間・梁間4間・寄棟造り本瓦葺きの建物で,基壇の上に建てられている。鎌倉時代に大修理が行なわれたため,細部の手法は鎌倉時代の様式となっているが,全体的に創建当時の和様の匂いが残っている。
創建当初から現在に残る唯一の建物。高さ33.6メートル。各階に裳階をつけた3重塔。相輪の部分は約10.34メートル,水煙には天人たちが奏楽しながら天を舞う様子が透かし彫りにされている。東塔は、解体修理工事のために平成22年晩秋から約10年間ご覧頂くことができません。
3間1戸,切妻造,本瓦葺,東大寺創建当初の建築で,鎌倉時代に修理されているが,天平のころの東大寺の偉観を偲ばせる雄大な八脚門である。現在は柵がめぐらされ,通行禁止。
2月初旬〜3月中旬の毎日午前10時,フレンチホルンが鳴ると,春日の森から湧き出るように鹿が集まってきて,用意された餌を食べる。奈良でしか見られない風景として,観光客の目を楽しませている。
東大寺大仏殿の北から二月堂に通じる道は,石畳で,両脇に土塀があり落ち着いた雰囲気がある。また二月堂からは,眼下に東大寺大仏殿,奈良市街を一望することができる。
急傾斜の茅葺き,切妻屋根を掲げ,両端の妻を白壁で固めて上を瓦葺きとする高塀が特徴である“大和棟”の民家が集中する。