全日本の観光地へ
懐かしのSLは明治・大正・昭和・欧風などデザインが違うレトロな造り。女性的なスタイルは「貴婦人」と呼ばれ、新山口〜山陰の小京都・津和野まで優雅に走っている。車窓を眺めお弁当を広げてタイムスリップの旅を。土日祝を中心に11月28日まで運行。全車指定席で、切符は全国のみどりの窓口で購入できる。
京の鴨川になぞらえた風情ある川沿いは、散策にぴったりのポイントだ。ゆっくり歩いても片道15分程度で、桜、つつじ、蛍と、春から初夏の風物詩を堪能できる。近くの喫茶店に立ち寄って、休憩しながらゆっくり歩いてみるのもおすすめ。散策時には、昔から守られてきた美観を汚さないように心がけて。
江戸時代に「岩国藩のお納戸」と言われていた、当時の商家や町家が残る約200mにわたる白壁の町並みをゆったり散策。当時の豪商の屋敷「商家博物館むろやの園」や重要文化財の「国森家住宅」、「国木田独歩旧宅」など見どころがいっぱい。近くの柳井市観光案内所ではパンフレットやマップをもらえる。
北長門国定公園の海岸沿いにそびえるストライプの断層。割ると角ばった破面で割れることから角石(つのいし)の意味としてホルンフェルス(hornfels)と呼ばれる。畳が千枚ひけるといわれるほど広く、口コミ情報の人気デートコースでもある。畳岩の対岸にはかぶと岩やよろい岩、のり石なども。
大きな窓から光が差し込む大浴場、情緒たっぷりの露天風呂、サウナ(専用貸バスタオル100円)等があり行き届いた清掃でピカピカだ。効能は美肌や神経痛、関節痛にあるそう。無料休憩所や有料個室(2時間1000円〜)、カラオケホール、卓球台もある。食堂では日本海の新鮮な海の幸を頂くことができる。
海峡を訪れたら、海から街並みを眺めよう。あるかぽーと下関から出航する定期便の関門海峡連絡船は、20分間隔で出航の、門司港駅前桟橋まで約5分の船旅。また、「宮本武蔵」ブームで注目を集めた巌流島直行便も運航。1日6便で巌流島まで約10分で行ける。門司港レトロ・下関観光と合わせて体験してみては。
長府毛利藩の家老格・西運長(にしゆきなが)の屋敷があった跡地を整備し、1993年に開園した長府庭園。1万坪の敷地内に書院、あずまや、茶室、池の水を利用した滝などが点在し、美しい庭園をつくり上げている。他にも民芸品を販売している一の蔵や、楽焼体験(額皿700円)ができる二の蔵などがある。
1958年に21年の年月をかけて完成した、下関と門司をつなぐ関門トンネル。エレベーターで地下約50mまで降りると約780mの人道トンネルがあり、歩いて約15分で本州と九州を行き来することができる。壁には海草や魚、天井には朝、昼、夕、夜の空が描かれていて、夜の空は星が光る演出がされている。
別名「海上アルプス」とも呼ばれる青海島の雄大な自然を満喫できる。船は鯨型のシータス号やイルカ号、みすゞ号があり、周航時間は約1時間30分。その間、自然が造り出した奇岩・怪石巡りや、海上が穏やかな時には洞門くぐりなどを楽しむことができる。季節により運航本数や時間も異なるので事前に連絡を。
風をテーマにつくられたスポーツ交流施設。パラググライダー、ハングライダーを楽しむことができる。標高619mの大島富士・嵩山からのフライトは気分爽快で、景色もすばらしい。大自然の中、大空の散歩は快適!他にも、屋内アリーナや、多目的グラウンド、宿泊施設などが充実しているのもうれしい。