湯原温泉
岡山県真庭市湯原温泉
中国山地の山々に囲まれ、旭川の渓谷に湯煙りの立ちのぼる静かな温泉。温泉の歴史は古く、江戸時代の諸国温泉番付では東の関脇に選ばれたという。名物である露天風呂「砂湯」は、旭川をせき止めて造られた湯原ダムえん堤の真下河原にあり、川床から湧く温泉を自然石で囲った湯船が3つあり、それぞれ長寿の湯、子宝の湯、美人の湯と名付けられ湯船の底は川砂で、湯がこんこんと湧き出ている。屏風のように立ちはだかるダムをバックに、秋は山を彩る紅葉、冬は降りつもる雪を眺めながらと野趣は満点。しかも無料。湯はアルカリ性単純泉、48度。慢性リウマチ、神経痛、神経炎、疲労回復、慢性皮膚炎などに効能がある。町営湯本温泉館の新館には、サウナ・ジェットバス・ジャグジーバスがあり、身障者・高齢者の方にも安心して利用できます。