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天草下島の西海岸に湧く、静かで素朴さの残る温泉。旅館街は、下津深江川河口にあり、共同浴場を中心として、夏の観光シーズン以外は湯治客の姿をよく見かける。昔から“白鷺の湯”と呼ばれ、透明な温泉。海岸沿い、天草灘を見はらすところに国民宿舎がある。
国民保養温泉地下田温泉は源泉かけ流しの温泉。2羽の白鷺が目印。温泉センターでは、大浴場やサウナ、露天風呂など7種の温泉が楽しめます。
大江の人々の信仰の中心になっている、天主堂への登り口となる駐車場の一面にあり、館内にはキリシタンの伝来、布教から禁教、弾圧、復活といった歴史をパネルや貴重な遺品などで紹介している。また、三面マルチスクリーンでは天草の歴史、自然、暮らしなどを映像紹介する映像ホールや、禁教時代のかくれ部屋と、祈りの声を生々しく再現するなど、日本におけるキリシタン史にせまっている。
県指定文化財を含め、高浜村庄屋上田家代々の収蔵品およそ200点余を展示。大石内蔵助の書簡や古備前焼など、初めて一般公開されるものがある。主屋は木造瓦ぶき平屋建て、外壁がしっくい塗り。離座敷には与謝野鉄幹、晶子夫妻が宿泊した。
日本快水浴場100選のひとつ。天然の1.3km続く白浜ビーチが鶴が翼を広げたように見えることからその名がついた。透明度抜群でサーフィンやジェットスキーも満喫できる。
“白秋とともに泊りし天草の大江の宿は伴天連の宿”と刻まれている。明治40年五足の靴の一行として北原白秋ら5人で旅した時歌ったもの。
明治40年(1907)夏、取材のため北原白秋らと天草を訪れた与謝野鉄幹は、昭和7年再び妻晶子を伴ってこの地へやってきた。その時の歌が、十三仏崎に歌碑として残されている。
昭和8年、フランス人宣教師ガルニエ神父が地元の信徒と協力して建てた白亜の教会。ロマネスク建築で、たいへん優美な佇まいである。
江月院の末庵として開山。昇格して寺となる。
江戸時代の7口の焼成室をもつ連房式登り窯の窯跡。4口は完全保存。