淡路島十三仏霊場
淡路島十三仏霊場とは島内各地の代表的な十三ケ寺で構成されており、巡礼を行えば淡路島を一巡することができるようになっている。満勝寺は寺伝によると健保3年、鎌倉時代の名僧といわれた明恵上人がこの地で一寺を開いたのがはじまり。本堂の向かい側には、明恵上人の墓標でもある石像が祀られている。明治初年の神仏分離によって、八幡宮境内にあった本願坊と清潮寺が当寺に合併し、当寺の本尊であった大日如来のほか本願坊の大日如来、清潮寺の阿弥陀如来の3尊が安置されている。また、本堂の裏手にある庭園は江戸期のもので美しい。