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福生の酒蔵石川酒造の黒塀が見えたら、道をはさんで隣が南稲荷神社。神社の赤い鳥居の横にしっかりと根を張っているのが、古木の大ケヤキだ。周囲が4m以上あり、福生市の天然記念物でもある。
「神明様」「やくし様」と呼ばれ、福生の人々に親しまれている社は、その昔福生がまだ村であった頃、各地に祭られていた七柱の神様を合わせて祭ったもの。最も古い薬師堂は鎌倉時代の建物。
約600年前に設立された、禅宗の古刹。東京の湧水57選にも選ばれた湧水が流れる境内には、風格のある本道と日本庭園が広がる。弁天堂、草地蔵などもあり、厳かな雰囲気のたたずまいだ。
本願寺墓地の南にあって墓地設置難により足立区より移転する。
本尊は不動明王。古来より馬頭観音の霊場として有名。かつて境内で行われていた市の様子を描いた「馬駈け市大絵馬」(市指定文化財第44号)が奉納されている。
木彫彩色倶利伽羅不動明王像(市指定文化財第31号)を祀るほか、市指定文化財台35号の水子地蔵菩薩立像もある。
本尊は釈迦如来・脇士文珠・普賢菩薩である。市指定文化財第37号の六地蔵菩薩立像がある。
祭神級長戸辺命,尉殿権現といって上保谷村の氏神であった。そのことを示す石灯籠(市指定文化財第39号)が本殿脇にのこる。
本尊は阿弥陀如来。