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伊丹郷町の西端にある法巌寺の本堂裏にあるクスノキは,近畿3大クスノキの一つに数えられています。昭和40年に兵庫県の天然記念物に指定されました。更新日2008年05月02日法巌寺は大永2年(1522)に昆陽から移転したと伝えられます。境内の大クスは昭和39年の鑑定では,樹齢推定500年,幹囲約6メートル,樹高28メートルで,枝張りは東側17メートル,西側12.5メートル,北側15メートル,南側16メートルで,主幹は地上10〜12メートルのところで支幹に分かれています。元治2年(1865)に梶曲阜が著した『有岡古続語』にも,「法巌寺の豫樟(くすのき)はいつの頃植えしにや,稀有の大木也」とあります。
公開:10:00〜17:00入館は16:30まで 休業:月祝日の場合開館翌日休館夏期・冬期は休館しています
江戸時代の職人芸の技と美を示す墨壷と筆入れからなる携帯用筆記用具「矢立」が常設展示されています。その他にも浮世絵、根付刀装具、煙草入れ、髪油壷などが展示されています。館内には、俵正市が収集した矢立を中心に約1,500点が収蔵されています。昔の携帯筆記用具である矢立を集めた美術館。矢立のほかに、浮世絵・古文房具・陶磁器なども展示。
公開:日火水木金土10:00〜17:00入館は16:30まで 休業:月祝日の場合開館、翌日休館年末年始、展示替期間
芦屋市の美術と歴史を知ることのできる複合施設で、小出楢重・吉原治良など芦屋にゆかりのある芸術家の作品を見ることができます。園内には、小出楢重のアトリエが復元され、愛用の画材や著作の原稿が展示されています。
公開:10:00〜16:00入館は15:00まで 休業:月夏期及び冬期は長期閉館しています。
京都、紀州焼の陶芸美術館として、昭和39年に邸宅を改装して開館しました。館内には戦前大阪財界の重鎮であった山口吉郎兵衛が収集した人形、かるた、羽子板をはじめ京焼、紀州焼の名品などの古美術が展示されています。
公開:10:00〜16:00入館は15:30まで1月〜3月・8月は金・土・日のみ開館 休業:月火水年末年始・7月30日〜9月8日
日中友好と芸術文化の振興を目的に昭和55年、奥池湖畔に開館しました。館内にはジャパンエンバ株式会社の創設者植野藤次郎が半生をかけて収集した中国の清時代中期から現代に至る陶磁器を中心に刺繍、絵画、工芸品が展示されています。
公開:10:00〜17:00入館は16:30まで 休業:月祝日の場合は開館翌日休館
高浜虚子の記念館として、平成12年に開館しました。館内には虚子の足跡を5つのテーマにわけて、時代を追って展示されています。その他に虚子が師と仰いだ正岡子規との往復書簡や俳誌「ホトトギス」に連載されていた夏目漱石の「我輩は猫である」の原稿が展示されています。
公開:日火水木金土10:00〜17:00 休業:月祝日の場合は開館,翌日休館年末年始。展示替期間
昭和9年から約3年間芦屋に住み、名作『細雪』を書き上げた文豪谷崎潤一郎の業績をたたえ芦屋市が建設した和風鉄筋2階建・寄棟造・瓦葺の記念館。遺品を中心に、細雪など自筆原稿・手紙・初版本などを展示しているほか、愛用した座机や硯箱などを配した四畳半の書斎も再現。約300平方メートルの日本庭園もある。
JR芦屋駅下車南出口を南へ。国道2号線を東へ歩くと左手に「大楠公戦跡碑」
公開:日水10:00〜16:00入館は15:00まで8月13〜19日・10月17日・年末年始は除く 休業:月火木金土
「兵庫県文化の父」といわれた詩人富田砕花は、大正10年芦屋に定住し、戦後、「歌風土記兵庫県」などを世に送り出しました。また富田砕花旧居には、谷崎潤一郎も居住していたことがあり当時の面影を伝えています。この建物は「富田砕花顕彰会」の協力を得て、貴重な遺品や原稿、書簡,資料などを展示しています。
一面,松林の公園。