全日本の観光地へ
現在の高畑・清水町界隈は,各々異なった町の特色を備えている。ひとつは社家町の伝統を受け継いだ高畑周辺の静かな郊外住宅的な町並みであり,もうひとつは人や物の往来の頻繁な街道に沿う清水町周辺の町並みである。今も酒造業を営む商店や建具師などの職人の家があり,伝統的な造りや意匠を残す町家がみられる。また町内には,頭塔や新薬師寺など古代にさかのぼる史跡も数多く残されている。
東大寺大仏殿の西の一角水門町は,東大寺の境内で,堂塔伽藍,塔頭寺院があったところである。ここには,若草山,春日山を借景に取り入れた美しい庭園,依水園がある。
多門町は,もと一条院門跡の土地であったがのち奈良奉行所の与力,同心の屋敷と畑地になり,明治維新により奈良奉行の廃止とともに民家になった。
天然記念物入山禁止
約300本の白梅・紅梅が重要文化財の円窓亭を取り囲むように植えられています。
「いにしえの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな」と古歌に詠まれた八重桜。東大寺知足院ナラノヤエザクラ」として天然記念物に指定されたのを機に純正種の若木を移植し保護を加えたもの。奈良公園各所で見られます。奈良県花、奈良市花。
東大寺大仏殿の「試みの堂」として建てられた本堂の周りを、100種類200鉢の蓮が次々に花を咲かせます。
この寺の境内には,「散り椿」という花弁が1枚づつ散る珍しい椿があり,奈良三名椿のひとつに数えられている。
営業時間:8:00〜19:30年中無休
奈良交通路線バスの案内