高山八幡宮

ひわだぶき、流造の社殿は重文。

長弓寺

拝観：9:00〜17:00 拝観：冬9:00〜16:00

流れ矢に当たって死んだ長弓を哀れんで、聖武天皇が行基に命じて建てさせたと伝わる寺。本堂は国宝。

石仏寺

暗峠奈良街道の道路脇に立つ。

宝幢寺

奈良時代に行基が開いた古寺と伝わる。現存する本堂は鎌倉中期のものといい、一名くずれ堂ともいう。

竹林寺

境内に開基の行基の墓がある。

往馬大社

祭神は火を司り、天皇即位の式に火燧木を献上してきた。

宝山寺（生駒聖天）

生駒山の東側中腹にあって、役行者の修験場であった。生駒聖天といい、聖天堂の歓喜天は名物の流行仏。

長福寺

推古天皇の25年（617），聖徳太子の開創と伝わる。当時は輪奐の美を極めたというが、今は本堂を残すのみ。

円福寺

拝観：9:00〜17:00

生駒山麓有里にある。本堂は鎌倉時代の寄棟造り。境内に、鎌倉時代の宝篋印塔がひっそりと建っている。

暗越奈良街道

大和と河内を結んだ街道のうち一番に賑わった街道にある峠で、今も石畳や石仏、石標などが残り、峠の面景がたっぷり残る。芭蕉も最後の旅でここを通り、「菊の香やくらがり登る節句かな」の句を詠んでいる。国道の308号だが、峠付近は軽自動車がやっと通れる程度の幅の上、勾配もきつく、初心者には難儀な道。歩くに限る。この街道の途中、南生駒駅から歩いて30分ほどの所に伊行氏の彫った阿弥陀仏（秘仏）を本尊とする石仏寺がある。普通には拝観できないが、素朴な表情のいい石仏である。