全日本の観光地へ
営業:10時〜15時 その他:年中無休
山懐に抱かれた温湯山荘はこじんまりとしていながら、近代的な設備の温泉宿。すぐ隣にある仙台藩花山村寒湯番所跡を見学したあとに、当時の旅人気分で汗を流しに行ってみよう。野鳥の声や沢のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は旅の疲れをゆったりと癒してくれる。味処四季亭など、食事施設も整っている。
国の重要文化財に指定されている旧有壁宿本陣が設けられたのは1619〜1635年の間といわれている。大名や上級武士が参勤交代の時などに宿泊所とした施設だ。現在見学できる建物は江戸中期に再建されたもの。御成門、車寄せ、中座敷など当時のまま保存されており、江戸のおもかげを色濃く伝えている。
営業:10時〜18時 定休日:月 休業:定休日が祝日の場合は翌日休、第4日曜も休
染織家笠原博司氏の店。天然染料で染めたシルクのマフラーや、あけび・山ぶどうの皮で編んだかご(2100円)などのほか、陶器やガラス、漆器などのおしゃれな器が並ぶ。メインで展示している日本各地からの作家の陶器はほぼ1ヶ月ごとに入れ替えているので、まめに足を運んでお気に入りを見つけよう。
営業:7時〜18時 休業:開催日4月29日
かつて強風のためにたびたび大火に見舞われたこの地区。火伏せの虎舞は、1339年、中新田領主斯波兼家が「雲は龍に従い、風は虎に舞う」という故事にならって虎舞を奉納したのが始まりの伝統行事。メイン会場では高屋根に上がり風をはらんで舞う虎舞の勇壮な姿を楽しめる。毎年4月29日に行なわれる。
営業:8時30分〜16時30分 その他:年中無休
首を回すとキュッキュッと鳴り、独特の味わいのある鳴子こけし。松田工房匠の館では、こけしの制作過程を間近で見られるほか、こけしやこまの絵付け体験が100円〜で楽しめる。特に、キーホルダー付きのミニこけしが人気。店内には伝統の鳴子こけしや木地がん具なども並び、おみやげにもぴったりだ。
営業:※要問合せ 休業:4月第1日曜開催※要問合せ
毎年4月の第1日曜に白山神社境内で開催される小迫祭では、国指定重要無形民俗文化財の延年の舞が見られる。延年とは平安から室町時代にかけて盛んに行われた遊演歌舞の総称で、僧侶や稚児が寺院で田楽舞や獅子舞を舞う。小迫祭では、源平合戦の那須与一の扇の的射を再現した馬上渡しなどが演じられる。
営業:9時〜18時 休業:不定
はたやでは県の伝統的工芸品の綿織物、若柳地織を製造・販売している。地織は明治より県内各地で生産されていたが化学繊維の発達で衰退、現在生産されているのは若柳地織のみとなった。はたやの主人千葉さんは隣接する工場の3代目。店内には独特の縞を活かしたシャツや小銭入れなどモダンな品々が並ぶ。
営業:9時〜17時 休業:冬期は火曜不定、他無休
鉱物好きの社長の趣味が高じて、東北最大級の品揃えを誇る鉱物販売店になった細倉美石館。黄鉄鉱の結晶や琥珀、アメジスト、水晶、水入りメノウなどがずらりと並び、博物館と勘違いするほど。小さな鉱石のセット、21種コレクションは子供に人気。アクセサリーやキーホルダーなどの小物も取り揃えている。
営業:藤原一族パレード12時〜16時(詳細要問い合わせ) 休業:11月3日開催
奥州平泉藤原秀衡の北の方、しづはた姫が難病のおり、薬師如来に祈って病が平癒された。毎年11月3日開催のつきだて薬師まつりは、そのお礼参りの行列を再現したものと言われる。主役のしづはた姫役は県内の女性から公募で選ばれる。女官や武将は地元の人々が扮し、パレードは町内を練り歩く。
営業:9時〜17寺 その他:年中無休
「おやくしさん」と人々から親しまれているこのお寺は、760年孝謙天皇の勅命で開創された由緒ある古刹。境内にある杉薬師双林寺文化財収蔵庫には、国指定重要文化財の「木造薬師如来像」や「木造増長天立像」等が安置されていて見学できる(予約可能)。境内の中心にある「薬師瑠璃殿」は重厚な雰囲気だ。