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渋谷駅前の広場に立ち,渋谷のシンボルになっている。有名な忠犬ハチ公を讃えて,昭和9年に日本犬保存会が建立した。帰らぬ主人を待ちつづけたハチ公の哀話とはうって変って,今は待ち合わせ場所として有名。
モヤイとは新島の方言で「力を合わせる」という意味。像は新島特産の抗火石を使い,表に若者(アニイ)・裏に老人(インジイ)の顔が彫ってある。高さ約2.5メートル・重さ2.5トン。
この通りに消防署があることからこの名前がつけられた。通りには,アンティークな雑貨屋・外国から輸入された衣類やアクセサリーなどを扱った店が並んでいる。
関東大震災を機に,宮益坂の千代田稲荷をこの地に移して,土地を整備し,被害のあった下町有名店を招いて復興しようとした。数年後,有名店は下町の復興と共に去っていったが、その後、跡地には小料理店や喫茶店ができ,渋谷駅周辺の発展にともない道玄坂が発展し,今日の百軒店に至る。
文学者高野辰之氏作詩による小学校唱歌「春の小川」。この詩の舞台となったのが、代々木公園脇、小田急線の線路沿いに流れていた宇田川の支流、河骨(こうほね)川だ。昭和53年12月に黒御影石の歌碑が建てられた。
江戸時代,和田義盛が残党,大和田太郎道玄が渋谷氏滅亡後にこの坂に出没し,山賊野党の振る舞いをしたところから命名。また,道玄庵という寺の庵主が,徳川家康に由緒書を出していることからこの名がついた説もある。
1083年,後三年の役の時,源義家が奥州征伐に向かうとき軍勢をそろえて出陣したことからこの名が残されている。
東京オリンピック大会の選手村跡地を利用して,東京都が森林公園として昭和42年に開園した。中央の芝生の広場をめぐって散歩道,1.5キロのサイクリングコースがあり,神宮側にバードサンクチュアリーや選手村記念館がある。
閑静な住宅街の中にある公園。春の桜はみごとで、区内名所のひとつ。
武蔵野の雑木林を利用した野趣味豊かな日本式風景園。とくに,全国のショウブを集めたという全長200m余に及ぶショウブ田が花で埋まる6月中旬から7月上旬は緑の樹林と花ショウブの清楚な姿が格別である。