法巖寺の大クス
兵庫県伊丹市中央2-6-3
伊丹郷町の西端にある法巌寺の本堂裏にあるクスノキは,近畿3大クスノキの一つに数えられています。昭和40年に兵庫県の天然記念物に指定されました。更新日2008年05月02日法巌寺は大永2年(1522)に昆陽から移転したと伝えられます。境内の大クスは昭和39年の鑑定では,樹齢推定500年,幹囲約6メートル,樹高28メートルで,枝張りは東側17メートル,西側12.5メートル,北側15メートル,南側16メートルで,主幹は地上10〜12メートルのところで支幹に分かれています。元治2年(1865)に梶曲阜が著した『有岡古続語』にも,「法巌寺の豫樟(くすのき)はいつの頃植えしにや,稀有の大木也」とあります。