全日本の観光地へ
千葉県知事賞を受賞した料理長が腕を振るう全7室の大人の隠れ家
館山の洲崎から白浜の野島崎までの約17kmのルートが、房総フラワーライン。初夏からは花が両側に咲きこぼれ、1月〜2月の平砂浦付近には菜の花畑が広がり、とてもキレイだ。ドライブやサイクリングに最適なシーサイドロードでもあるが、「日本の道100選」にも選ばれているスポットとして覚えておきたい。
沖縄や海外にひけをとらない南房総の海。その世界を案内してくれるのがココ。未経験者でも1対1で経験豊富なプロが教えてくれる体験ダイビング(1万3650円・要予約)は感動モノ。海水浴に行く用意で気軽にできる。1ボートの料金は8400円、2ボートは1万5750円で繁忙期を除く平日は20%オフ。
境内に安置されている体長16m、重さ30トンの巨大なお釈迦様は、青銅製では世界最大級のものだとか。靴を脱ぎ、中央で合掌してから台座を時計回りに3周し、おみあしの所で参拝をすれば、大願成就すると言われている。足腰のお守り(仏足護符)はおじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントにもいい。
手吹きガラス作りを一度は体験してみたい!と思っている人はココに行こう。1200度にもなるという炉が、一年中真っ赤に燃え続けるスタジオでは、約7〜10分の所要時間で手軽に自分だけのオリジナル作品を作ることができる。全工程をほとんど自分の手で行う。赤ちゃんのガラス手形3000円も人気だ。
地元農家が代々守ってきた昔ながらの棚田の風景を見学できる。春には緑の苗代、秋には黄金色の稲穂が風にそよぐ光景は日本棚田100選に選ばれる見事なもので、訪れる人々の目を楽しませてくれる。棚田で収穫される長狭米は、全国米づくり100選にも選定されており、色艶や旨味などで高い評価を得ている。
鯛の浦と誕生寺の間、みやげ店がひしめく通り沿いで、ズラリと並んだ鯛せんべいの赤い箱が目を引いている。殺生禁断の鯛の浦でせめて鯛の形だけでもと、昭和初期に考え出された菓子は、外房を代表する銘菓として知られている。ひかえめな甘さとパリッとした食感、かわいい姿が長く愛されている秘訣だ。
「麻綿原天拝園」を擁する日蓮宗の古刹。山内には約2万本のアジサイが植えられ、7月中旬の見ごろには山の斜面を覆うように、美しい花が咲き乱れる。また、展望台からの眺めもすばらしく、日の出の名勝地としても知られている。1年中、眼下に広がる太平洋の水平線から昇る日の出を拝することができる。
勝浦海中公園のメイン施設で、高さ24・4m、水深8mの東洋一の規模を誇る。らせん階段で降りた海中展望室では、イシダイをはじめとする魚や貝類など海の生物を見ることができる。季節によって回遊する魚の種類が違うので、時には巨大魚を見かけることも。太平洋を一望する海上展望室からの景色も魅力的。
かつては遠浅の好漁場を利用した水産の町として知られた富津の暮らしは、富津沖埋立造成計画により変貌を遂げてきた。魚・貝・のり漁などを行っていた当時の人々の暮らしを、潜水漁のジオラマや、「すだて」とよばれる富津で行われた漁法の体験スロープ、漁労器具などの展示で分かりやすく学ぶことができる。