全日本の観光地へ
「そば道場」では、名人の指導でそば打ちの体験ができます(団体は要予約)。山里のそば粉を使い、自分で打ったそばの味は最高!食事だけの方も大歓迎。地元で採れた農林産物の販売も行っています。
100年以上前に建てられた古民家を移築した農山村体験交流施設。うどん打ち体験(要予約)などができるほか、2階はギャラリーになっています。地元の人たちによる打ちたてのうどんも味わえます。
花づくりグループ「花菖蒲を育てる会」が遊休農地約10,800平方mに8,000株以上の花菖蒲を育てています。見ごろとなる6月上中旬には「ときがわ花菖蒲まつり」を開催し、大勢の見物客でにぎわいます。
建具会館西側花畑は、遊休農地解消と美しいまちづくりの推進のため、町農業委員会と地域振興室でモデル事業として取り組んでいるものです(花畑の面積は、約3,300平方m)。木道も整備されており、花々の中をゆっくりと巡ることができます。近くには、地場産業である建具の展示、木工芸品や地元産の農産物の販売等を行っている建具会館、うどんの食事や、うどん打ち体験もできる農山村体験交流施設やすらぎの家といった観光拠点施設にも隣接しており、ときがわ町の地場産品や味わいと併せて楽しんでください。
シュウカイドウは、中国原産のベゴニアの仲間で観賞用に栽培され、野生化もしています。椚平のシュウカイドウの群生地では、8月下旬〜9月下旬に可憐な紅淡色の花を咲かせ訪れる人を楽しませています。
雀川砂防ダム公園内のお花見イベント広場等には、約1,500本のアジサイが植えられ、6月下旬〜7月上旬、美しい花を咲かせます。園内には渓流広場や野外ステージがあり園内を流れるせせらぎで水遊びもできます。
中国渡来のアヤメ科の花。4月下旬〜5月下旬に慈光山歴史公苑の斜面に群生し、桜との共演はまさに見ものです。アヤメに似ていますが小形、白色で紫斑があり、中央が黄色の清楚な花を咲かせます。
ときがわ町といえば、国宝「法華経一品経」のある1300年の古刹慈光寺。その参道2kmを中心として40種以上約400本以上の桜が植えられており、野生の山桜も加わり、3月下旬〜5月上旬には絢爛豪華な里桜コレクションが展開されます。
バラ科のモモのなかで、花を観賞する品種が花桃。4月上旬、ときがわ町の春浅い山々を背景に、道路沿いや庭先八重咲きのピンクの花をいっせいに咲かせ人々の目を楽しませています。
本堂と阿弥陀堂の間の山裾、伝曽我十郎祐成供養塔の後方などに高さ5m程の常緑の広葉樹(針のようでなく、幅があり扁平な葉をもった樹木)が自生しています。この樹木はバラ科サクラ属のリンボクです。主に関東以西に分布し埼玉県内では最北の分布と言われています。葉は交互に生え若木では鋸の歯のように周りがとがり、老木になるとなくなります。葉の縁が波打っている点、幹がサクラのように横の縞模様である点が特徴です。隣接する春日神社の照葉樹林や里山文化園内のウラジロ(大型のシダで暖地性植物)とあわせて、周辺が局所的に暖かい気候を示している可能性があります。関東内陸部の貴重な植生を示すものとして重要です。