全日本の観光地へ
日向を代表する観光スポット・日向岬。見逃せないのが、高さ70mで垂直にそそり立つ日本一の柱状岩・馬ヶ背の大パノラマ。自然の創造物の偉大さに圧倒される。美しいリアス式海岸をめぐる日向岬シーラインのハイライトだ。また細島灯台の展望台からも、壮大な柱状節理の海岸線が眼下に広がり、迫力満点。
霧島ファクトリーガーデン内にあるこの建物は、大正8年に霧島酒造の創業者・江夏吉助によって建てられた創業当時の社屋を移築し当時の姿を復元したもの。周囲には竹林や庭園もほどこされ、建物そのものが霧島酒造の歴史を物語っている。館内には、茶室や会議室なども設けられ、一般の利用も可能だ。
飫肥城跡にあるのは大手門と松尾の丸のみ。この2つの建物は昭和53〜54年にかけて復元が完成した。とくに殿様の御殿だった松尾の丸は、綿密な時代考証を重ねて当時の建物を検証し江戸時代初期の書院造りの御殿を精巧に再現している。また大手門には、飫肥の百年杉がふんだんに使われており、趣がある。
滝壷に龍神が住むという伝説が残るおせりの滝。70mの高さから水しぶきをあげながら3段になって流れ落ちる様は、迫力満点だ。5箇所に展望台が設けられ、それぞれに違った滝の景観を見せてくれる。周辺には1kmの遊歩道やキャンプ場、自然河川プールなどの遊べるスポットがある。紅葉の季節もオススメだ。
2000年春にリニューアルオープンした「さいごうの関」には、西郷村のみやげ品がたくさん揃っている。地場産のお茶は1000円〜、地元で採れた梅や椎茸を使った加工品、梅エキス700円や椎茸かりんとうなども人気がある。乾燥ぜんまいやわらび(各600円〜)など山里ならではのみやげものもある。
日本の渚・百選に選ばれているお倉ヶ浜海岸沿いにある総合運動公園。野球場をはじめ、トレーニング機器を備えた木造屋内体育施設、運動広場やテニスコート等が完備されている。散策やジョギングを楽しむ人もいるし、市民のレクリエーションやプロ・アマチュア野球のキャンプ地としても利用されている。
日向の海で獲れるハマグリは食材として良質なだけでなく、殻がしっかりしていて、その光沢の美しさ、縞のきれいなことでも珍重されている。この貝殻を使った碁石が日向の特産品でもある。はまぐり碁石の里では、日向独自の伝統技術から生まれる碁石の製造工程を見学できるほか、展示販売も行われている。
美々津周辺は和紙の原料であるコウゾやミツマタが豊富にあり、手漉き和紙の産地として知られていた。しかし今では、その伝統と技を受け継いでいるのはここだけとなってしまった。電話で予約を入れておけば、100年以上守り続けてきた緻密な和紙づくりを昔ながらの工程で実際に見学することができる。
江戸時代から明治・大正時代にかけて関西との交流の拠点として栄えた港町・美々津。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている立縫の里には、白壁や出格子、虫籠窓など京風の趣があり、上方文化の交流の深さを感じさせる。白壁の家並みはゆったりと散策したり、シャッターポイントとしてもぴったりだ。
延岡市の代表的な特産品「のぼりざる」をはじめ、延岡市ならではの工芸品、木製品、陶器、菓子類が手に入る特産品の販売所だ。なかでも人気を集めているのが「木製ハガキ」で、ハガキ型の他にも動物や鳥、蝶などをかたどったユニークなものが揃っている。場所は、延岡市中小企業振興センターの2階。