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雪舟が策庭した庭園で、春には桜、梅、つつじが咲きほこります。
応永23年(1416)の創建で、大内氏27代持世の弟大内持盛の開基で、行基作と伝えられる本尊観世音菩薩があります。本堂の裏庭には雪舟の庭があり、春には桜や梅、つつじが咲きほこる山紫水明の公園でもあります。<br>
犬鳴のお稲荷さんと呼ばれて参拝者が多い。古歌にも「長門なる稲荷の山の姫あやめ時ならずして如月に咲く」と詠まれているほど由緒の古い社です。
大同元年(806)実忠和尚が草創。70年に一度開帳の秘仏、千手観音を本尊とし、本寺中興の祖恰雲和尚は薬師如来の霊告により川棚温泉を開発しています。
中ノ浜遺跡は、響灘に面した下関市豊浦町の海岸砂丘にある、弥生時代の前期から中期初頭にかけて築かれた埋葬遺跡。昭和35年に発見されました。平成2年に墓地公園として整備され、一般に公開されています。<br>
ツバキの仲間で、常緑小高木です。三恵寺は、川棚温泉のちかくの山中にあり、生育地は観音堂からすこし登ったところにあります。あたりは花こう岩がむきだしになっていて、雑木やシダなどが密生しています。モッコクはシイなどの広葉樹とまじって生え、最大のものは根元の周囲約3m、高さ約9m、根元ふきんで三つの枝に分かれています。木のてっぺんは風をうけるためか、東がわにかたむいています。
クスの森は、下関市豊浦町川棚の立石山(標高205m)の北のふもとにあるクスノキの巨木で、一株であるが、大きな枝を四方に広げ、まるで「森」のように見えるため、この名前がつけられました。目の高さの幹周り9.5m、高さ21m。十八本の枝を四方に伸ばし、そのうち最長のものは27mに達しています。<br>
エヒメアヤメは、アヤメ科の多年生草本で朝鮮半島、中国東北部など寒い地方に多い北方系の植物。大陸と海を隔てた本州西部、四国、九州に点々と自生しており、自生の南限地帯となっています。指定地は、低山の西向きの斜面で、適度に乾燥しています。丈夫な柵で囲み、草刈りを行うなどして保護増殖に努めており、4月上旬には、1000株以上のエヒメアヤメが青紫色のかれんな花を咲かせます。
日本海のはげしい波濤の侵食によってできた海食洞。響灘にのぞむ花崗岩の断崖にあります。ユビナガコウモリの生息地。高さ7m、奥行き80m。<br>
2001年、青龍湖(舟郡ダム)の完成によって、湖からつながる鬼ヶ城連山がまるで青龍の両腕となり、川棚平野と響灘に浮かぶ厚島を包み込んでいるように見えます。2002年4月に、誰もが憩える湖公園としてオープンし、漂白の俳人種田山頭火が絶賛した風景を一望できます。