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美濃三不動の一つ。
新池のほとりの小高い場所に、立派な山門をかまえた大安寺があります。ここは臨済宗の名刹。県史跡土岐頼益公、斎藤利永公の墓もあります。
明治から昭和にかけて活躍した日本の女優第一号である川上貞奴が、昭和8年に建立した寺です。境内のひっそりした一角には貞奴の眠る霊廟があり、その前には、福沢桃介が造った大井ダムに向かって観音像が立っています。
眼下には木曽川の清流、茫洋とした濃尾平野がうかがえ、眺望は実に壮観です。また、ここは鎌倉時代の承久の乱(1221年)の古戦場であり、山腹には戦死者の供養塔があります。
天下の名将・織田信長と縁が深いといわれ、信長ゆかりの『弓掛桜』『的場桜』などが伝えられています。また、信長は稲葉山城(岐阜城)を攻め落とした年に、この神社に広大な土地を寄進しています。本殿は、流造りの檜皮葺で、左右一対の竜の彫刻や境内にある横穴式石室の古墳など多くの史跡、重要文化財が遺されています。
祭神は平安時代の学者清原頼業。受験の神様として人気がある。
円墳と須恵器の窯跡を保存した遺跡
縄文中期の住居跡や土器・石斧・石鏃などを発掘
江戸時代の中山道鵜沼宿のビジターセンター的な位置づけ。登録有形文化財として景観重要建造物に指定。宿場町の町屋をよく示している。
村国神社の境内にあり、年に一度の祭礼で氏子が奉納する地芝居を上演するために建設された。客席が屋内にある劇場形式の舞台で、本格的な廻り舞台と広い花道、奈落をもち、江戸時代末期から明治初期の劇場建築の典型である数少ない農村舞台である。昭和49年に国の重要有形民俗文化財に指定された。