尚古荘
愛知県西尾市錦城町176-1
昭和初期に米穀商・岩崎明三郎によってつくられた京風庭園で、西尾城東の丸の遺構を生かして作庭されています。西尾城への思いから尚古荘(しょうこそう)と名付けられました。1,000坪を超える敷地にはダンスもできる集会場として作られた板敷き30畳の大広間(現在は畳敷き)のある書院、歌人・佐々木弘綱も利用した茶室「不言庵(ふげんあん)」、待合い、東屋(あずまや)、門などが配されています。庭園は、高台から庭が一望できる東屋や見事な枯山水が広がり、様々な趣向が凝らされた趣深いものとなっています。隣接してお休み処・伝想茶屋があり、じげもん屋豆蔵伝想茶屋店では季節の豆腐料理や甘味が楽しめます。