全日本の観光地へ
新宿西口の大久保寄りのJR線ガード沿いに,戦後そのままの風情を残す飲食店街がある。ガードのすぐ脇がやきとり横丁,2本目が思い出横丁と呼ばれ,焼鳥屋・定食屋・飲み屋がゴチャゴチャ並んでいる。サラリーマンや学生に絶大な人気があり,最近ではビル化の話もあるが,このままが絶対にいいというファンも多い。
世界に3個しか現存していないといわれる珍しい馬水槽。東口駅広場にある。馬水槽は、馬車が全盛であった19世紀のヨーロッパで、町の辻々に設けられ、馬や犬猫などの水飲み場として使用された。
江戸時代には坂左側が町屋,右側は武家屋敷と寺院に分かれ,坂上の毘沙門(善国寺)詣の人で賑わった。早稲田大学が開校し,その玄関口となると商店,住宅が急増・花街もできて“山の手銀座”と呼ばれる繁華街となった。戦災で当時の町並は失われたが,商店街・料亭街には今も粋な雰囲気が感じられる。
玉川上水の由来をしるしてある。このあたりに上水を管理し,給水量の調節をはかる四谷水番所があった。
商業ベースにとらわれず,厳選された洋画を上映する単独ロードショー館。この映画館の特徴は,全自由席定員制,完全入替制をとっており,途中入場も立見もできない。このため途中で何ものにも邪魔されずに,映画が終わって照明がつくまで,じっくりと落ちついて鑑賞できるのがうれしい。
歌舞伎町の区役所通りから東側,花園神社の裏手にかかる一帯をいう。迷路のような小路に小さなバー・スナックがびっしり軒を並べ,作家・編集者・映画人などにも常連が多い。新宿名物ともいえる夜の町である。
信州高遠藩主内藤家の菩提寺であった。都内最大の閻魔像があり、江戸時代から新宿の閻魔として親しまれてきた。また江戸六地蔵の一つもここにある。江戸庶民に親しまれてきた閻魔像や、脱衣婆像などの多数の文化財と、かつての「内藤新宿」の様子を紹介しています。新宿ミニ博物館「内藤新宿大宗寺の文化財」。
グローブ座とはルネッサンス時代にシェイクスピアが活躍した劇場のことで、東京グローブ座はこのシェイクスピアゆかりの円形劇場を忠実に再現したもの。公演は本場イギリスのロイヤルシェイクスピアカンパニーをはじめ、シェイクスピア関係が半分、ほかにブレヒトやピーター・シェファーなどの作品も上演を予定している。
ビルの中央が1〜30階まで吹き抜けになったユニークなビル。この空間には世界最大の振り子時計がある。この時計は文字盤に数字ではなく十二支を使った24時間時計で,目立つので待ち合わせの目印には最適。
大きな電光スクリーンがすっかり東口の顔となっているスタジオ・アルタ。13時〜21時の間に,ニュース・コンサート・スポーツなど,多彩な映像が映し出されている。地下1,2階と5,6階は飲食店,1〜4階が物販店,7階は多目的ホールで,フジTV系“笑っていいとも”の発信地としてつとに有名。