全日本の観光地へ
展示ハウスの中には、300鉢20種の洋ランが咲き誇り、入った瞬間気品のある香りに包まれる。押し花をキーホルダーやハガキ、ミニ額などに配置していく体験コーナーもあり、オリジナルのお土産が手作りできる。また屋外の花園を見下ろす2階の喫茶室では、70種類のブレンドができるハーブティがいただける。
館長の浜崎さんが40年かけて集めた、隠れキリシタンの貴重な資料を展示。マリア観音、掛け軸、ロザリオ、南蛮寺からの遺物など約100点。中には仏像を収納する箱や陶器の器にキリストを表す文字を書いたものもあり、厳しい禁教時代に信仰のために様々な工夫を凝らした信者達の熱い思いが伝わってくる。
熊本の魅力ある工芸品を紹介・販売するための施設。館内では約80種類2000点の県指定の伝統工芸品が展示・販売されており、買い物を楽しむこともできる。展示品に直接触れて鑑賞できるのが特徴だ。このほかの3つの展示室では、県内外の工芸品の展示会が週替わりで開催されている。(常設展示室200円)
県立図書館併設の展示館で、夏目漱石、小泉八雲、中村汀女など全国的にも有名な作家30名の作品や遺品、生涯の足跡を常設展示している。また、常設展では紹介していない作家や特別なテーマを設けた企画展も年に4回程度開催。その他、県内各地域に関する書籍を展示した地域別コーナーや現代作家のコーナーも。
阿蘇くじゅう国立公園内にある、コナラやブナが生い茂る約80ヘクタールの公園。森林内は自然観察の森、どんぐりの森など7つのゾーンに分けられており、遊歩道も整備されているから子供連れでも安心して遊ぶことができる。さらに奥に進めば奇岩石群や筑後川の源流・美しい大谷渓谷がありこちらも見逃せない。
阿蘇町乙姫の南、往生岳へ登る道筋にある高さ1・5メートル、幅約1メートルの石堂の中に安置された観音様。昔から子宝にご利益があると言い伝えられており、子供の欲しい人や、かつて難産を経験した人達が安産を得ようと遠方から遥々お参りにやってくるほど。毎年5月8日の例祭には多くの参詣者が訪れる。
橋長305メートルある阿蘇長陽大橋のたもとにある展望所。ここは、天然記念物にも指定されている北向山原始林の渓谷と、奇岩を一望できる絶景スポットである。11月中旬には、渓谷が紅葉してことのほか美しい。雄大な自然の中でリフレッシュしてみては?ドライブ途中に休憩がてら立ち寄ってみよう。
熊本城周辺を観光するなら、熊本交通センターから熊本城、監物台樹木園、県立美術館、熊本博物館、旧細川刑部邸前、県伝統工芸館、県立美術館前分館の各施設を廻る熊本城周遊バスが便利。レトロな色使いとデザインの洒落たバスで、「むさし」「とおりゃんせ」の2台が熊本交通センター始発で運行している。
細川家最初の肥後藩主・三代忠利の弟、刑部少輔興孝が1646年に建てた武家屋敷。建坪300坪を誇る邸内は当時のままに保存されており県重要文化財にも指定されている。鉄砲蔵のついた長屋門、書斎や茶室などいずれも格式を感じさせる重厚な造りで、当時の上級武士の暮らしぶりを窺い知ることができる。
一歩足を踏み入れるとハーブの優しい香りがただよってきて、とってもいい気分に。入園するとハーブティーのサービスがあり、ゆっくりくつろげるのが嬉しい。約200種以上のハーブを栽培していて、育て方や利用法の相談にも応じてくれる。70種ものオリジナルハーブティーやソルト、クッキー等土産品も充実。