全日本の観光地へ
柳田村の黒川が天領だった頃の庄屋。4,000坪の屋敷からは当時の権力がうかがえる。圧巻なのは天井,床,壁,階段にいたるまで輪島塗を施した塗蔵で,一見の価値あり。宗和流の庭園も見事で県の名勝に指定されている。(休館中)
平成16年5月1日にオープン。真脇遺跡縄文館に併設して設けられた。縄文時代を思わせる土器づくりや古代米づくりなど、数十種類の体験メニューが用意されている。
日展審査員である能登町出身の日本画家、故羽根万象先生の作品を数多く展示。羽根万象先生より多数の作品が寄贈され、これを記念して開館。日本画家伊東深水門下生として美人画には定評があり、日展特選作品等風景画も展示されている。受賞作品などの完成された絵画だけでなく、スケッチ画・小下図など1枚の絵を完成させていく過程を見ることが出来る、日本国内でも珍しい美術館。
縄文時代前期初頭(約6千年前)から約4千年間にわたって営まれた長期定住型遺跡・土器・石器・木製品・柱根・イルカ骨など展示してあります。平成16年5月には「真脇遺跡体験村」が併設され、火起こしや土器づくり・古代米を使ったおはぎ等、縄文時代を再現できる取り組みが充実しています。子供から大人まで楽しめる博物館です。
能登の指折の豪農の建物(江戸時代末期の建築)を町が明治百年記念事業の一つとして移築したもので、能登における農業の日常生活品約2,200点余りが収蔵されている。
大正期に建築された地元の旧網元の居宅を町制20周年を記念して移築したもので、館内には昔からの漁具、輪島塗の祖先だった合鹿、縄文時代の土器・石器など数千点にも及ぶ品々が展示されている。
自然資源、歴史資源を回る観光コース
能登町字七見出身で、文政11年第6代横綱となり、のちに毛利家に抱えられた名力士。千石船を一人で曳き上げた怪力は講談などでよく知られています。現在大相撲では、阿武松親方(元関脇・益荒雄)が阿武松部屋を創設し活躍しています。
1864年11月30日、能都町鵜川出身。小学校教員を辞して後、(株)日本郵船入社。青森・函館連絡船・東海丸船長時代、明治36年10月29日、津軽沖でロシア船・プログレス号と衝突。船客・船員が全員救助ボートに乗った事を確認したあと「救命ボートに救いの手あれ」と、非常信号の綱を引きつつ自分は船と共に沈む。地元では顕彰会が設立。昭和9年に高さ6.6mの石碑が建てられ今も船長を語り伝えている。
沖合い20分の所に仕掛けた定置網を,50〜60人の漁師が,朝夕2回引きあげる勇壮な漁。網入れ期間は9〜6月で,朝5時と午後3時に出漁する。獲物は季節によって違うが,ブリ,サバ,マグロ,平目,黒鯛など海流にのってくる魚は種類も多く,見ごたえ十分。