全日本の観光地へ
横浜のまちづくりを担ってきた技能職(職人)に焦点をあて、かれらの使用してきた道具などを展示するとともに、実演や体験講座を開催する体験展示型の施設です。
国重要文化財に指定されている、旧横浜正金銀行本店の建物が博物館になっていて、建物自体が代表的な展示物といえます。基本テーマは「かながわの文化と歴史」。神奈川の歴史を古代から現代まで五つに分けて分かりやすく展示しています。
居留地の中国人たちが建設した寺で、地蔵菩薩とともに先祖の霊をまつり、内部には小部屋に仕切られた安骨堂が並びます。
非公開。この住宅は設計者が判明している数少ない住宅のひとつ。昭和初期の典型的なタイプの西洋館であり、外観はシンプルな意匠の中にもベイ・ウィンドウを2箇所並立させ、縦長の連窓によろい戸が付くなどの特徴がある。
非公開。専修大学創立者の一人相馬永胤の邸宅の洋館部分を東京戸塚より移築したもので、山手では数少ない明治の建築であった。平成12年の建て替え時に山手本通りから見える位置に旧建物のエントランス部分を創建当時の姿に復元した。
非公開。正面を山手本通りに面して建てられており、大きな切妻屋根と屋根窓を巧みに組み合わせた複雑な屋根の構成が特徴的。建築主山田市太郎が外国人向けの貸家として建てたといわれ、水準の高い西洋館のひとつといえる。
非公開。イギリス人H.C.ピゴットと結婚した日本人妻桜井ミツが、震災後にこの地を取得して貸家として建てた建物である。大きな切妻屋根が特徴的な西洋館で、東側に張り出し窓、南側屋根にドーマー・ウィンドウがつく。
非公開。南面に突出した玄関ポーチがあり、全体としては典型的な箱形プランである。玄関ポーチの上は部屋に取り込まれ、サンルーム的な扱いとなる。窓は二連式の上げ下げ窓で、旧態をよく保っている。
非公開。大きな袴腰屋根をもち、2階の窓は屋根窓の形式をとる。玄関ホールに階段があり、左右に主たる部屋を配する中廊下型のプラン。玄関ホール西側に暖炉を持つ大広間・東側に洋室が2室、2階に寝室が3室配されている。
ライトアップ実施。設計は当時のアメリカの名門事務所で三井本館も担当しており、この建物はいわば三井本館の縮小版。正面の4本のイオニア式円柱がその最大の特徴であるが、内部にもコリント式柱頭をもつ列柱が見られ、クラシックな雰囲気を保っている。