猿ケ京温泉
群馬県利根郡みなかみ町
かつては三国街道沿いの湯治場であったが、昭和33年のダム湖赤谷湖の誕生によって今日の場所に移り、近代的な温泉街となった。赤谷湖を見おろす位置にあり、湖でのボート遊びや釣りが楽しめる。温泉街から約20分の群馬サイクルスポーツセンターは、標高1,000mの森林に開けた6kmのサーキットコースやサイクルモノレール、サイクル列車など自転車を使ったレジャーランド。また、この周辺をめぐる野仏めぐり、おがんしょめぐりなどのコースがある。猿ケ京ホテルの敷地内に建つ三国路与謝野晶子紀行文学館は、三国路を訪れた文人たちの紀行文をテーマに収集展示されている。また同ホテルではこの地方に伝わる民話をテープにとって浴室に流すという変わった趣向が評判を呼んでいる。