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面積91ヘクタールの国有林で、明治37年に林業のための試験地を設定し、40種あまりの外国産樹種や日本各地の有用樹種を植え、造林方法についての各種試験研究を行い大きな成果をあげました。昭和30年からは見本林として活用され、現在は鳥獣資料館や、園内の広大な敷地を歩いて散策できる遊歩道などが整備されています。
明治38年、国の林業試験地として、ストローブマツ、ドイツトウヒなど43種の外国樹種や日本各地の有用樹種が植えられ、昭和30年からは見本林として活用されている。園内には野鳥が多く、バードウォッチングに最適。鳥獣資料館も野鳥観察小屋、展望台などが整備されている。
碓氷峠の峠町で群馬,長野の県境上に鎮座された珍しい神社で文化財のつり鐘・石の風車等があります。永禄2年(1559)、安中忠政(が安中城を築いたときに鬼門の守護神として熊野三社を勧請したのがその始まりといわれています。
碓氷関所跡は元和9年(1623年)徳川秀忠により横川の地に設置され、明治の廃関までの間、東海道は箱根の関所と並び、中山道の最重要地点として「入り鉄砲と出女」を取り締まりました。現在では関門が復元され、資料館と併せて往時を今に伝えています。
坂本宿から熊野神社まで残る旧中山道の難所碓氷峠。途中には、峠道ならではのさまざまな遺産が木漏れ日の中に残されています。昭和61年には「日本の道百選(歴史の道)」にも指定されました。この峠道は、毎年5月に行われる安政遠足(侍マラソン)のコースにもなっています。
峠を行き来する列車の電力を供給するために明治44年に建てられた、レンガ造りの建築物。蓄電池室と機械室2棟があり建物は国の重要文化財として大切に保存されています。
明治25年、1892年完成。芸術と技術が融合した美しいレンガのアーチ橋です。この形を採用したのは日本ではめがね橋が最初で、高さ31m長さ91mと我が国最大のものです。使用されたレンガは200万個を超えます。この4連の雄大なアーチ橋は通称「めがね橋」として、多くの人に親しまれています。橋梁は、第2橋梁から第6橋梁までの5基が残っており、すべてが煉瓦造りで、国重要文化財に指定されています。
樹高19m、目通り4m、根回り5.7m、樹齢推定500年とされている。別名「庚申桜」とも言われている。
砂防ダムによってできた湖。治水ダム。昭和51年完成した人造湖。
一周20分程度の遊歩道があり水と緑を十分に満喫できる。中尾川と碓氷川の合流を堰き止めて造った人造湖で、四季の変化も素晴らしく、特に秋の湖面に移る紅葉は素晴らしい。アプトの道沿いであるため、峠路を探訪するハイカーにも人気です。