全日本の観光地へ
北信濃の民芸品として知られる「アケビヅル細工」。山で自生している蔓を採集し、温泉に浸して編み上げる。自然の物は使い込むほどに飴色に変わり風合いが出る。鳩車が代表的だが製造販売なので、デザインすれば好みのカゴなども1万円ぐらいから作ってくれる。人気の古布で作った洋服や小物も豊富に揃う。
山間の馬曲川ほとりにある展望露天風呂は、平日でも多くの入浴客でにぎわっている。檜の内湯や、開放感あふれる30畳ほどの露天風呂が自慢。晴れていれば正面に高社山、遠方には北アルプスを望むことができる。新緑、せみしぐれの中、燃えるような紅葉の頃、雪景色と、いつ来ても違った表情を見せてくれる。
夏も涼しい信州に適した山野草や宿根草など1100種以上の花や木が、山の斜面を活かした広い園内に植えられている。あけびのつるを使ってカゴを作る講座もあり家族で楽しめる。レストランでのガーデンランチ(850円)はモロヘイヤ入り自家製パン、100%リンゴジュース付で大好評。ペットの入園不可。
「白馬村オリンピック記念館」は、長野オリンピックでノルウェーのゲストハウスだった建物をリニューアルし、記念館として公開している。館内では、ビデオを流しており、長野五輪のジャンプ大会などを上映。金・銀・銅の各メダルや選手が使用したスキーウェアなどが展示されている。ファン必見のスポットだ。
白馬大橋のそば、松川河川沿いにある温泉。建物や露天風呂も木造で落ちつける。お湯は珍しい茶褐色で、塩分を多く含む湯は体の芯から温まり、肌もすべすべになりそう。効能は神経痛、疲労回復など、水虫にもいいとの事。夜10時までというのも、レジャー帰りにうってつけだ。湯量が豊富でかけ流しなので安心。
1年中残る全長約2kmにわたる残雪は圧巻。白馬岳登山のメインルートに繋がっている。トレッキングとして気軽に行けるのは猿倉から白馬尻。約1時間20分の林道だ。7月にはシラネアオイなどの高山植物も咲いている。上から吹き下ろす風は冷たいので真夏でもジャンパーを。雪渓から上部は登山装備が必要。
黒菱から八方池まで続く八方尾根自然研究路は、途中までゴンドラとリフト2本(八方アルペンライン)を乗り継いで上がれ、トレッキングの初心者でも往復で約3時間30分の登山気分が味わえる。標高2060mの八方池に映るアルプスの名峰白馬三山は息をのむ絶景。7月頃になると高山植物がきれいだ。
信州の花を使ったドライフラワーや手作りのリースなど、かわいらしい雑貨が所狭しと並べられていて、あれもこれもと思わず目移りしてしまう。また、ドライフラワーの材料が豊富で、道具も全て揃っている。事前に予約をすればドライフラワー教室も受けられる。地元のお客も多いので日用雑貨も豊富だ。
夜エコーランドで遊んだ後、深夜まで営業していて気軽に温泉に入れるのはここだけ。白馬連峰を望む露天風呂やサウナもあり、2階には休憩室があるのでのんびりくつろぐことができる。お湯は塩分の多い白馬塩の道温泉で、筋肉痛、疲労回復にも気持ちいい。ツーリングやスキーなどスポーツの後にぴったりだ。
白馬ハイランドスキー場の向かいにある、白馬ハイランドホテル内の温泉施設「天神の湯」。ここは山の中腹にある為、眺望は抜群。また、広々とした露天風呂もあるので、白馬連峰の美しい山並みを眺めながら、入るのもオススメだ。お風呂は宿泊客優先なので、土日祝・多客期は訪れる前に問い合わせを。