昭和35年5月十勝岳の地図を差s区制するために測量中の会田久左ェ門氏は安政火口の渓谷に満ちている雪解け水の温水に気づき、翌6月湧き出る41℃の湯元を発見、本格的な温泉掘削に着手。そして9月ボーリングの末、湯温43℃、毎分250リットルの湯が湧き出る。次に温泉やどの建設に取り掛かった。資材は全て手運びで山道を人と馬だけで一日何度も運び上げた。宿の建設と同時進行で配管工事が行われ、湯元からビニール管で1.6キロの距離を岩や崖に固定して行った。昭和36年上富良野駐屯地の自衛隊・山崎隊長指揮のもと刈り分け道路が完成。これにより行政も本格的な道路建設が始まった。こうして大勢の人々の力強い協力のもと昭和38年7月についに温泉宿を開業した。「雲を凌ぐ宿」凌雲閣と名づけた。
北海道空知郡上富良野町十勝岳
(1)JR上富良野駅から車で
大人:大人:800円日帰り入浴
その他:その他:9500円2名様1室2食付季節により料金が異なります※要電話
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